インドストリートで生きる女子児童のためのシェルター Jagriti(ジャグリティ)

2015年3月、西ベンガル州北部シリグリのNJP駅に隣接して女子児童のためのシェルター(Drop in Center)を開設。安全、食事、衛生、教育に関する支援を提供。年間100人以上のストリートで生活する女子児童が、当シェルターから支援を受けている。事業は3年目に入っている。

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2016年末、IMAGINUSでは、日本人スタッフ2名、現地スタッフ1名、インターン1名の4名による、Jagriti第2期事業評価調査を1か月間にわたって敢行し、調査結果は現地カウンターパートNGOであるCONC’RNに、プレゼンテーション及びレポートという形で還元されました。これらの事業評価結果を受け、IMAGINUSとCONC’RNの間で事業改善に向けた話し合いを重ね、2017年1月、無事第3期開始に至りました。今期からの改善点及び新たなアクティビティは以下の通りです。

  • 児童保護

(1-1)NJP駅におけるパトロール及び児童・親への説得

(1-2)各児童に対する情報追跡・記録・オフィスに対する迅速なレポート

(1-3)各児童に対するケースワーク及び必要に応じたカウンセリング

  • 児童に対するエンパワーメント

(2-1)児童が社会生活に適応していくためのライフスキル教育

(2-2)児童が将来的に職を得て自立していくための基礎教育

(2-3)カウンセリングを含む心理的サポート

(2-4)衛生教育・食育及び健康管理に対するサポート

  • 親に対するエンパワーメント

(3-1)子育て・教育に関する啓発活動

(3-2)親の収入向上に向けた職業訓練

(3-3)職業訓練を受けた親への収入向上に向けたサポート

第3期Jagritiにおいてはまず、シェルターを利用する児童の中には、家族と共に移動を繰り返す短期滞在の子どもたちと、周辺スラムに居住する長期滞在の子どもたちが混在していることが、事業調査において明らかとなったため、前者に対しては児童保護の分野を、後者に対してはここから発展して教育の分野をより充実させるという、ターゲットごとのアクティビティ拡充を行いました。また、子どもたちが物乞いを続けざるを得ない背景に、親たちが子どもの収入に依存しているという事実があることが決定的となったため、第3期では新たに、親に対する経済的安定に向けたサポートを開始します。

 

シェルター